2015-04-22

Ural Owl








夜の帳が下りた頃、遠く離れた森の中から、聞き慣れたフクロウの声が聞こえてきました。その声の主は、雄のフクロウ、私達は通称Joshuaくんと呼んでいます。
私達はと言えば、まだ薄明るい時間に、ストレスを与えぬよう車を藪の中に静かに停め、その車中から超望遠レンズを使用し狙ういつものスタイルです。此方のフクロウ達には、好んで止まるお気に入りの枝が数ヶ所在りますが、その日の状況等を考慮し、一番止まるであろう確率の高そうな樹を選び暗くなるのを待ちました。画像、下方に写っているのが通称Joshuaくん。森の奥で数回鳴いた後、しばらくして予測していた枝へと飛んで来てくれました。只、この場所は街灯も無い上にこの日は月明かりにも見放されてしまい、辺りは漆黒の闇・・・。また、Joshuaくんが鳴きました。周囲の厚い森に反響しているせいか、それとも雲が地上近くまで降りていたからでしょうか。その声は一層力強く、いつもより威厳高く響いて聞こえる程でした。
すると、その力強い声に応えるよう、森の中でもあの雌独特なフクロウの鳴き声が聞こえて来ました。交互に鳴き交わすのは、フクロウ達のラブソングでしょうか。次第に声は近くなり、期待通りに気付けばお気に入りの樹には、上下に仲良く並ぶJoshuaくんご夫妻の姿があるように思えました。
実は暗過ぎて、肉眼では薄ぼんやりとも見えていません。こちらを向いていそうな雰囲気の時にだけレリーズをと試みましたが、常時頭をクルクルと動かすフクロウ達に苦戦しつつも、数枚中この1枚だけが奇跡的にも2羽同時に、こちらの方向を見て静止している姿が写っていました。感度は極力抑え、歩留まりの事を考えたギリギリのスローシャッターでの撮影です。風も弱く功を奏した証拠の画像となりました。

長居もお邪魔も厳禁!!!大好きなフクロウご夫妻が、森の奥へと移動した合間を見計らって、こっそりと帰路に就きました。
今季も可愛いおチビ達が、無事元気に巣立ちますように♪



 

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